code of Morse
Ripples of words
-My memories is trying to break up with the world of losted God.

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

やすらぐ死体

待って報われたことが一度でもあるだろうか。 待ち続けた君、いつか願ったことが叶うと降伏する時間だけが幸福だった。 祈ればその瞬間は約束が結ばれる。信じるものは、信じるその時だけ救われる。 賤しくも到来しない永遠に帰属する、自罰的安寧を得る。 …

幻枢機卿

無稽の祈りを掲げるのは瞬間体をすり抜けて行く死と喪失を忘れるため。 信仰を失って以来私は永遠に何者にも帰属できずにいる 永遠を持たぬひとは刹那の寸断に耐えられない 大人になっても空虚 想像通りの空洞。 芸術に帰依し 存在しない永遠を探し続け 蜿蜒…

言葉は曼荼羅

綺麗なペルシャ絨毯みたいな言葉の織り方する人、寸分の狂いもなく論理を作っていく人、精巧な時計の修理をきゅるきゅる早回ししているみたいで楽しい。私はさながらペルシャ絨毯針でつついてそこに生きてる新種のダニを試験管に入れて光に透かして綺麗奇麗…

恒久とフラクタル

———正しい一つの真理を求めるのは狂気への道だ。 起こること総てに理由がある、と幼い頃から育てられてきた。 だから、総ての事に常に理由を探して来た。幸せや哀しみ、殺してしまった蝶や私自身の命に対しても。 ぼんやりと与えられた神様を捨てて、生きる…

魂と踊れ

心臓の瞬きやあらゆる激情は波打つパルスの変遷はただ円環のように周り続ける運命線上でワルツを踊り血を流し合う踊らされるな 魂と踊れ 今ある何かを愛し続け気づかぬうちに死んでいけ愛を抱いて死へ駆け抜けろ死ぬまで生きてくれないか震える高潔な魂お前…